【 開業準備における物件選定のポイント① 】


【 開業準備における物件選定のポイント① 】

-開業の基本構想を明確にし、それをベースにして場所選定をする-


 医院クリニック開業準備で最重要な活動は、「開業場所物件)の選定」です。 場所が悪ければ医療サービスの内容が良くても、その良さを十分に発揮できません。 場合により、閉院の憂き目を見るかもしれません。それほどまでに重要な開業準備なのです。

では、その開業場所(物件)の選定にあたって何が重要になるでしょうか。 まず、開業の基本構想を明確にすることです。 次にその開業場所の各種データを検討する必要があります。 そして、最後にその開業場所の現地調査を十分にする必要があります。 以上の3点が、開業を成功させるための物件選定のポイントになります。

今回は、「開業の基本構想を明確にし、それをベースに場所選定をする」点について少し説明します。

 事業の成功を期して準備を始める場合、「どんな医院、クリニックにするのか(事業)」を事前に具体的且つ詳細に固めておく必要があります(基本構想の確定)。 それが無いと医院、クリニックの開業の成功はできないといっても過言ではありません。それほどまでに基本構想の確定は大事なのです。

例えば、どれぐらいの規模でどんな設備を入れ、何人のスタッフを使い、どんな医療サービスを提供するのかを具体的且つ詳細にイメージする必要があります。 それも忙しくしているイメージです。 それにより、どんな開業場所(物件)で開業するかが自然に導かれます。 これは本当です。 色々な事業の成功本を読むと、このことが出てきます。 ですからこの開業の基本構想を明確にし、それをベースに場所選定をする」というルールは是非守ってください。


【 開業準備における物件選定のポイント② -その開業場所(物件)の各種データを検討する- 】
【 開業準備における物件選定のポイント③ -物件のハード面及びソフト面のチェックを慎重に行う- 】





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